目指す姿
道徳と経済を、
社会にインストールする。
渋沢栄一の生き様や思想が
現代を生きるすべての人の挑戦に活かされ
社会課題の解決や新たな価値の創造、
未来への構想や行動に活かせるための
研究・教育・実践・啓発活動を
推進してまいります。
「自分一人が嬉しいのではなく、
みんなが嬉しいのが一番」という
精神の連鎖と交差を増やし、
一人一人が自身の人生における挑戦を
することと同時に
互いを応援し合うことによって
生まれる真の富を築ける社会づくりに
貢献してまいります。
渋沢栄一学とは
現代に息づく、
渋沢栄一の精神。
渋沢栄一が掲げた「道徳経済合一論」は、道徳と経済の調和を通じて社会を豊かにするという普遍の思想であり、現代のサステナブルな社会構築においても欠かせない指針です。
私たちは、この理念を現代的に再解釈し、「道徳経済モデル」として体系化しました。
渋沢栄一学は、単なる歴史的研究にとどまらず、現代社会に実装することを目的としています。
研究・教育・社会実装という三つの軸を有機的につなぎ、学問的探究にとどまらず、人づくりや地域・企業との協働を通じて、行動と成果を生み出していきます。
この学びは、次代を担う人々に立志と忠恕の精神を育み、持続可能で多様な価値が共創し合う社会を切り拓く力となります。

4つのアプローチ
「思考」から「共創」へ。4つの視点で社会を変える。
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- Academism 学術的体系化
- 渋沢栄一の思想や行動を学術的に解明し、現代の社会や経済活動への適用可能な理論やフレームワークを体系化する
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- Practice 実践機会創出
- 渋沢栄一の思想を新規事業・地域創生・起業創業プロジェクトで実践できる形に体系化し、企業や地域、個人での活用を促進する
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- Technology 生成AI活用
- 生成AIやデジタル技術を活用して渋沢栄一の思想をより深く学習し渋沢栄一の研究が常に進化し続ける状態を目指す
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Creative
コミュニケーション
デザイン - 渋沢栄一の思想をわかりやすく魅力的に伝え、多くの人や企業に共感してもらうためのデザインやコンテンツを開発する
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Creative
コミュニケーション
深谷モデル

生誕の地・深谷からはじまる、
道徳経済モデルの社会実装。
渋沢栄一の故郷である深谷市を舞台に、行政・教育機関・企業と連携し、人づくりや産官学連携のプログラムを展開しています。
アントレプレナーシップ教育や地域プロデュース、探究学習を通じて、渋沢栄一が掲げた「道徳経済合一論」を現代に応用し、実践知として体系化。
深谷から始まる「道徳経済モデル」の実装は、単なる地域の取り組みにとどまらず、教育・経済・社会をつなぐ新たなモデルとして全国へ広がることを目指しています。
教育理念に「立志と忠恕の精神」を掲げる生誕の地・深谷だからこそ実現できる人づくりを礎に、持続可能な社会づくりの潮流を深谷から発信していきます。

深谷市が設立時から
参画する意義
- 深谷市の子供たちから
渋沢栄一学の教育を提供 -
常に深谷の子供たちが最先端の
渋沢栄一学を最初に学習できる渋沢栄一学の教育プログラム提供を「ふるさと ふかや・渋沢学」共連携しながら、深谷市の小中高大それぞれに提供していく。常に進化し続けるプログラムを深谷市の子供達が最初に学ぶことができる状況を作り、深谷モデルの創出に繋げていく。また、高校生向けアントレプレナーシッププログラムや地域プロデューサー養成講座、中学生向けの地域課題解決プログラム等、実践的な学習カリキュラムも提供することで、深谷のひとづくりの文化を醸成していくことに貢献する。
- 深谷市を拠点に渋沢栄一学の
産官学連携を推進 -
行政・企業・教育機関の
連携と探究の場所となる渋沢栄一学を深谷から発信していくことで、渋沢栄一ゆかりの地が全て探究学習のフィールドとなる。深谷に訪れて、地域内外の交流と渋沢栄一学を深谷で学ぶ機会を創出し、行政と企業、教育機関が連携できる場づくりに繋がる。中の家や渋沢栄一記念館をはじめ、実際に訪れる機会を渋沢栄一学を通じて創出することで、観光とはまた違う深谷市の魅力発信に繋がり、人と人との繋がり、まちとまちとの繋がり、まちと企業の繋がり、大人と子供の繋がりなど、様々な化学反応を生み出すことができる。
- 深谷モデルとして全国へ展開
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深谷モデルが全国の学校・企業に
導入される潮流を生む深谷を拠点に創出した渋沢栄一学が全国の学校に探究学習の一環として導入される。
あるいは渋沢栄一が設立に関与した会社や渋沢栄一に感銘を受けた経営者が経営する会社等に展開していくことができる。常に深谷モデルとして発信・提供されることにより、導入後に深谷に訪れる動機を生み、渋沢栄一学を通じて学習効果を生み出すだけではなく、深谷に訪れたいという人の流れを創ることに繋がる。