渋沢栄一翁の精神を研究・体系化して、現代社会での実装を目的に活動する「渋沢栄一学」(金田隼人代表)は1月28日、深谷市に点在する栄一翁の関連施設を巡る視察ツアーを開催しました。

ツアーには全国各地から自治体職員や経営者、ビジネスリーダーなど約40人が参加。渋沢栄一記念館や旧渋沢邸「中の家」、尾高惇忠生家など、渋沢ゆかりの地を見学しました。


ワークショップでは深谷市職員や埼玉工業大学の関係者、地元企業のトップなどが加わり、深谷市の地域課題をテーマに解決策を議論。参加者は来訪促進パッケージや「経営理念の聖地化」にするプロモーション、ファンドを活用した振興施策など、さまざまなアイデアを発表しました。


最後は参加者同士の交流会を行い、自己紹介やネットワーキングなど関係を深めていました。金田代表は「渋沢栄一学は歴史理解や視察にとどまらず、渋沢栄一の精神を、これからの地域や事業、人づくりにどう実装していくのかという問いに本気で向き合いたい。深谷発の渋沢栄一学が、次の時代の価値創造につながるよう、実践と対話を積み重ねていく」と力を込めました。

渋沢栄一学では、今後も渋沢栄一翁ゆかりの視察ツアーなどを通じて、栄一翁の精神を伝えていきます。(※記事は2026年2月7日付「埼玉新聞」掲載記事を加筆修正したものです。)